Hitoshi&Arita

日付が変わってしまい、12日(土) 午前２時(日本時間) 〜 ようやく 香港国際空港へ 到着！


約２時間 飛行機が遅れた為 空港内で 俺らの 到着を ずっと待っている お迎えの 皆さんに 申し訳なくって 早く飛行機から降りたい…。


だけど、なかなか 先頭の乗客が 飛行機から降りてくれない。


何事かと思いつつ、機内から 外を見ると なんと『雷雨』(泣) なるほど… 雷が危険な為、降りるのを 少し待っているらしい…。


雷 ピカピカ、ゴロゴロ〜 雨 ザーザー でした(泣)


結局 飛行機内で 10分弱 雨と雷が弱まるのを待ち、乗務員から 簡易 雨カッパが 皆に 手渡され、ようやく 飛行機を降り、送迎バスに乗り込み 空港内へ 移動…。


人の少ない 空港内を 前の人に はぐれて 迷子にならぬよう 急ぎ足で歩き、入国審査をする。

初めての香港＆入国審査、怪しまれないか？ ドキドキしながらも、意外に あっけなく 通過。


その後、預けた荷物を取りに行くと コンベアに乗って 他の乗客の荷物が流れてくるのが見えた。


よ〜く見ると コンテナからの 積み降ろし出口の コンベアレーンに かなりの落差と 傾斜があり『ゴトン！ ガコン！』と 大きな衝撃音が 聞こえる！

※ ちなみに、手配して頂いた航空会社には(国際線って みんなそうなのかな？)、楽器や 壊れモノ等の手渡しでの 荷物の受け取りは やってないらしい…(泣)


こんな 傾斜・落差のある レーンから ギターや サックスが 落ちて流れてきたら いくら 楽器を ハードケースに 入れているとはいえ、絶対 壊れる！ っと 思って 急いで 荷物を受け止めるべく 手前で待ち構える。


でも しばらくすると、背後から 空港係員が ギターとサックス 他 荷物を 持って来てくれた。

『お！ 丁寧に 扱って ありがとう〜！』 っと その親切さに ちょっと 関心…。

(注)： が、しかぁ〜し それは 最後の最後に 航空会社が大きな ミスを犯すのでした！？


結局、何だかんだ やってるうちに 時間は過ぎ 日本時間の 12日(土) 午前２時半〜

ようやく 到着出口から 空港内へ〜 待っていてくれた 横山大輔くんや 澳日交流会 関係者 アンドレさん・Ｍさんの ３人と合流…。


遅れて来た 俺らを 皆さん 温かく迎えてくれました。 ありがとうございます。


少し弱まった 雨の中 次なる行動は マカオ行きの フェリーに乗る為、乗り場まで バスで移動…。 時刻は 既に 午前３時(日本時間)


バスは ２階立てバス(添付写真) で 沖縄でも めったに 見れないから それだけでも 『お〜 すげぇ〜！』だった。


さて、バスに乗り フェリー乗り場まで いざ 出発！ 約１時間ほどの 陸路です。


でもね、このバスの運転手さんの 運転が 荒いこと荒いこと…(泣)


ジェットコースター並みの スピードを出し、急ハンドルに、急ブレーキは 当たり前…。

しかも、雨で 路面は濡れてるし、ましてや ２階立てバス… 絶対、カーブで 遠心力に負け バスが横転するか、雨で スリップして 事故るか…？ どっちかだなぁ っと 覚悟してました(苦笑)


まぁ 俺は 初めての海外で 何もかもが 愉しかったし、再び降りだした雨と 激しい雷光の中 『スリルが あって いいんじゃない？』 って 思っていたけど…


サックス・有田兄さんは それどころじゃない…


有田兄さんは… ハッキリ言って 乗り物酔いを する人なんで、移動中のバスの中 かなりの 地獄だったらしい…(笑)


しかも、途中 走るルートに『ロータリー』みたいな 場所があり 度々 同じ場所を グルグル 回る(笑)



有田さん：『ナニ？ 何で 今 グルグル回ったの？ ここ さっき走ったよね？ 俺 ひょっとして いじめられてる？(泣)』

俺：『大丈夫ね？』


…って言いつつも、内心 うひゃひゃ(笑)


ごめんよ…兄さん、 俺も てっきり 飛行機 降りたら すぐに フェリー乗り場に行けるもんだと 思ってたんで バスに乗るなんて情報 知らなかった…。


っていうか 元の原因は 飛行機が 遅れたせいで、もし 早く到着してたら、地下鉄で 移動…(？) って、思っていましたので…(苦笑)


結局 耐えきれず、途中 バスの後部座席に 横になる 有田兄さん… 俺は もう、成す術もない…。 寝ゲロだけは するなよ… っと 願うばかりです。


さて、何だかんだと ジェットコースター・バスは マカオ行きのフェリー乗り場に 無事到着…。


時刻は 日本時間で 午前４時〜。 沖縄 那覇国際空港を 出発してから、既に ５時間が過ぎた。


バスを 降りると 激しい雨が また 降りだした。

多少の雨なら 濡れてもいい っと 思っていたのと、出発前の 現地の天気情報を 調べるのを 忘れていた為 俺ら ２人とも 傘を用意していない。


まさか、こんな状況になると 思っていなかった為、飛行機で 貰った あの『簡易雨かっぱ』 は その場で 捨てちゃった(泣) ※ 捨てずに持ってりゃ 良かったと その時、後悔…。


バス停の 小さな屋根の下、大雨で 途方に暮れる 俺らに、付き添ってくれた 澳日交流会の アンドレさんは 持っていた１本の傘を使い、相合い傘で 先に 有田さんを連れて フェリー乗り場に 行き 雨カッパを 持って来てくれた。 (買ったのかな？)


戻ってくると、アンドレさん自身は ほとんど 雨に濡れてる。ずぶ濡れだった。


楽器や 有田さんを 雨からかばってくれたらしい。


申し訳ない気持ちと共に、本当に 有り難かった。

雨は 止む気配も無く、路面は 深い水たまりが 出来て ちょっとした 川のようだった。 まずは、この川のような 水たまりを横切らなきゃならない。


俺の履いてる Bootsは 恥ずかしながら、底に 小さな穴が 開いてる為、一発で 足首まで 水に浸かりそう…(泣)


そうなれば、滞在中 ずっと ぐしょぐしょ Boots だ… 水虫大魔王になっちゃうよ(泣)


だから、Boots と靴下を脱ぎ、ジーンズを まくり上げ 川の路面を渡る。 その間も アンドレさんは ギターと 俺に 傘をあててくれた(感謝)


何とか、フェリー乗り場港内に着き、Boots を履き直し、再び船へと 向かう。


午前４時を 過ぎる。


香港から マカオまで フェリーで 約１時間、次は 海路だ…。


海は 大荒れ、船は 上下左右に 大きく揺れる。

さすがに俺も これには 酔いそうだった。


ちなみに 有田さんは もう 死人のようだ…。


フェリーの中で 手渡されたのが『出入国カード』

名前・性別・国籍・生年月日・パスポート番号・日本の現住所等の記入をしなきゃならない。


ブログ用にと カードの写真を撮ろうか？ と 思ったけど、写真どころか、文字を書き込むのすら 辛いぐらい 船は揺れる。


たまらず 目を閉じ、酔わないよう しばし 仮眠する。



約５０分後 ようやく マカオに到着…。


既に 時刻は 午前５時(日本時間) …。 みんな もう ぐったりだ(苦笑)


船を降りると、港内では 主催者の 澳日交流会(マカオ) カイさん と 先に到着していた 今回の遠征ライブの キッカケを作ってくれた JACKEROO'S(沖縄)の CHO-1(朝一)ちゃんが 出迎えてくれた。

※ ちなみに 朝ちゃんとは かれこれ ８年にもなる 長い付き合いで、俺が 初めての県外、 東京で ライブをした時も お世話になった。 今や 沖縄のみならず インディーズ・ミュージシャンにとっては 兄貴的な 存在だ。


とにかく 無事に マカオに到着…。 その後 車に乗り込み、宿泊先の ホテルへ向け 移動…。


暗い雨の中 周りはよく見えなかったけど、移動中の 車の窓からは これまで 見たこともない 光が続く…。


『カジノ』だ。


右も左も 高級ホテルや カジノの建物の 灯りが 続く。 あまりにも 巨大で あまりにも 眩しい。

圧倒された。


船酔いも 疲れも 吹っ飛んだよ(笑) カルチャーショック その３だ！(笑)


移動中 気になるモノがあった。


至る所に 『〇〇酒店』の看板…。


『酒店』！？ でっかい酒屋だなぁ？


って 思ったら、どうやら 酒店とは 『ホテル』の意味らしい…。


へぇ〜〜〜！



宿泊先のホテルは 確か『金都酒店(Golden World Hotel)』っていう カジノと隣接する ５つ星の 超高級ホテルだ！


いやぁ〜 とにかく 凄すぎた！ 圧倒されまくり！ えらいこっちゃ！(笑)



ホテルに到着…。


とにかく 眠らなきゃ…。 何故なら 時刻は 日本時間で 朝６時！(マカオ時間で 朝５時) 同日の 朝11時には ホテルロビーに集合予定。


ようやく 部屋に入り フカフカのベッドに 眠りについた…。



ちなみに、後から聞いたら、付き添ってくれた アンドレさん… その日 朝から 仕事だったそうで…、本当に すみません、ありがとうございました。


ここまででも かなりの体験… でも、旅は 始まったばかりです。


まだまだ、つづくよ…。